3Dペンのおすすめはこれ!7歳の娘が使ってみた体験談と作品例

3Dペンのおすすめはこれ!7歳の娘が使ってみた体験談と作品例

3Dペンに興味があるけれど、どれを選べばいいのか分からない。

子どもに使わせても大丈夫なのか、安全性はどうなのか…。

そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、3Dペンの基本的な仕組みから、選び方、安全性、子どもにもおすすめできるモデルまでをわかりやすく紹介します。

実際に子どもが使ってみた体験や、作品例も交えて解説しています。

工作や創作がもっと楽しくなる一歩として、ぜひ参考にしてみてください。

記事のポイント
  • 3Dペンの基本的な仕組みと使い方
  • 初心者や子どもに適した3Dペンの選び方
  • フィラメントの種類や安全性の違い
  • おすすめモデルと実際の使用感や作品例

3Dペン おすすめの使い方と選び方

3Dペン おすすめの使い方と選び方
  • 3Dペンとは?基本を解説
  • 3Dプリンターと3Dペンの違い
  • 女の子向けのおもちゃとして人気の理由
  • PCLとPLAの違いと安全性のポイント
  • フィラメントの有害性は大丈夫?

3Dペンとは?基本を解説

3Dペンとは、空中や紙の上に立体的な絵や造形物を描くことができるペン型の道具です。

中に入れた専用の樹脂(フィラメント)を熱で溶かし、ペン先から押し出すことで自由に形を作っていきます。

立体の絵を描くというと難しそうに感じるかもしれませんが、実際には紙に線を引くような感覚で使えるため、小学生から大人まで幅広く楽しめるアイテムです。

一般的なフィラメント素材としてはPCLやPLAが使用されており、家庭用の3Dペンには安全性の高いPCLが選ばれることが多いです。

これは比較的低温で溶けるため、子どもでも火傷のリスクが少なく、安全に使用できるという特徴があります。

ただし、3Dペンはあくまで「描く」ことを目的とした道具なので、精密な設計図通りに作るような用途には向いていません。

自由にものづくりを楽しむためのツールと理解しておくことが大切です。

はじめて3Dペンに触れる方でも、簡単な線や模様から始めて、徐々に立体物を作れるようになります。

工作や美術の延長として楽しめる点も、この道具の魅力の一つです。

3Dプリンターと3Dペンの違い

3Dプリンターと3Dペンは、どちらも立体的な造形物を作るためのツールですが、その仕組みと用途は大きく異なります。

3Dプリンターはあらかじめ用意された設計データ(3Dデータ)をもとに、自動で精密な造形物を作成する機械です。

一方、3Dペンは手動でフィラメントを出しながら、自由に形を描いていくツールです。

このため、3Dプリンターは高精度の部品やプロトタイプを作るのに適している反面、操作やデータ作成にはある程度の知識が必要になります。

それに比べて3Dペンは直感的に使うことができるため、初めて立体造形に触れる人や子どもにとって扱いやすいです。

また、3Dプリンターはサイズが大きく、価格も高額になる傾向がありますが、3Dペンはコンパクトで価格も手ごろな製品が多く、家庭でも導入しやすいというメリットがあります。

一方で、3Dペンは手作業で形を作るため、同じものを何度も正確に再現することは難しいというデメリットもあります。

このため、作品のクオリティや精度を重視したい人には3Dプリンターが向いていると言えます。

用途や目的に応じて、どちらを使うかを検討することが大切です。

女の子向けのおもちゃとして人気の理由

3Dペンは、特に女の子向けのおもちゃとして注目されています。

その背景には、自由な発想で「つくる」楽しさを体験できるという特性があります。

ぬいぐるみやアクセサリー、キャラクターの小物など、自分の好きなものを自分の手で作ることができるため、創造力や集中力を自然に育むことができます。

また、最近の3Dペン製品は、色やデザインもポップで可愛らしいものが多く、見た目からも女の子に好まれる傾向があります。

特に7歳〜10歳くらいの年齢層では、おままごとやDIY的な遊びが活発になる時期であり、3Dペンはその延長として「自分で形にする喜び」を味わえるアイテムとして人気を集めています。

さらに、3Dペンを使った作品作りは一人でも、親子でも、友達同士でも楽しめるため、遊びの幅が広がるのも魅力の一つです。

ただし、フィラメントの取り扱いや、机や床が汚れないようにする配慮は必要です。

初めて使う際は、専用のシートや下敷きなどを使い、安全で清潔に使える環境を整えてあげると良いでしょう。

このように、楽しさと学びが両立できる点が、3Dペンが女の子向けおもちゃとして支持される理由です。

飽きずに長く遊べるアイテムとして、プレゼントや学習ツールとしても選ばれています。

PCLとPLAの違いと安全性のポイント

PCLとPLAは、3Dペンで使われるフィラメントの中でも代表的な2種類です。

どちらもプラスチックの一種であり、加熱することで溶け、冷えると固まる性質を持っています。

しかし、その特徴や使い勝手、安全性には明確な違いがあります。

まず、PCL(ポリカプロラクトン)は低温で溶ける素材です。

だいたい60℃前後で溶け始めるため、子どもが使っても火傷のリスクが少なく、安全性が高いとされています。

このため、PCLは主に子ども向けの3Dペンに採用されているケースが多く、学校や家庭でも安心して使える素材です。

柔らかく扱いやすい反面、強度や耐熱性はやや劣るため、完成した作品を保存したり持ち運んだりする際には注意が必要です。

一方、PLA(ポリ乳酸)はトウモロコシ由来の植物性樹脂で、180℃〜200℃程度の高温で溶ける素材です。

自然由来である点や分解性が高いことから、環境にやさしいとされています。

また、成形後の硬さがしっかりしているため、より精密な造形を行いたいときに適しています。

ただし、PLAは高温を扱うため、子どもが使用するには安全面で配慮が必要です。

誤って触れると火傷の恐れがあるため、保護者の監督のもとでの使用が推奨されます。

このように、PCLとPLAは用途や使う人によって選ぶべき素材が異なります。

小さな子どもにはPCLが適しており、本格的な造形をしたい大人や上級者にはPLAが向いています。

購入時には、使う3Dペンがどちらのフィラメントに対応しているかも確認することが大切です。

フィラメントの有害性は大丈夫?

3Dペンを使ううえで、多くの方が気になるのが「健康への影響」や「フィラメントの安全性」です。

特にお子さまが使う場合には、素材に有害な成分が含まれていないか、慎重に確認したくなるのは当然です。

市販されているPCLやPLAといった一般的なフィラメントは、正しい使用環境のもとで使えば、一般的に安全とされています。

PCLは比較的低温で溶ける素材で、煙や強いにおいが発生しにくく、室内でも使いやすいとされています。

PLAについても、植物由来の原料を使用しているケースが多く、環境面や素材としての安心感から選ばれることがあります。

ただし、安全性が高いとされる素材であっても、使用環境によっては体調に影響を与える可能性を完全に否定することはできません。

換気の悪い場所で長時間使用することは避け、使用中はなるべく風通しの良い場所で作業を行うことが推奨されます。

また、市場には非正規品や品質の基準が不明確なフィラメントも流通しています。

中には原材料や成分が明記されていない製品もあるため、選ぶ際は信頼できるメーカーの純正品を選ぶことが重要です。

少しでも不安がある場合は、商品説明や公式サイトの情報をよく確認し、安全性の記載が明確な製品を選ぶようにしましょう。

3Dペンを楽しく安全に使うためには、製品の取り扱い方法や素材の性質をよく理解し、環境を整えて使うことが大切です。

特にお子さまが使用する際は、大人が一緒に見守りながら、適切に使うようサポートしてあげてください。

3Dペンのおすすめは3Doodler Start+

3Dペンのおすすめは3Doodler Start+
  • 実際に試したレビューを紹介!7歳の娘が体験
  • 気になる3Dペンの作品例
  • 下に敷くものは必要?
  • 100均との性能差は?
  • トイザらスで買える?

実際に試したレビューを紹介!7歳の娘が体験

7歳の娘が3Doodler Start+を使って実際に体験した内容をもとに、使用感や安全性、遊びやすさについてご紹介します。

この製品は、子どもでも安心して扱えるように設計された3Dペンで、初めて使うお子様にもおすすめできる仕様になっています。

操作はとてもシンプルで、電源を入れてフィラメントをセットするだけ。

娘もすぐに使い方を理解し、戸惑うことなくスタートできました。

最初に挑戦したのは、メガネの作品です。

紙の上に用意されたメガネの形を見本にして、ペンで何度もなぞっていくことで、徐々に立体感のある形に仕上がっていきました。

1度なぞるだけでは厚みが出ないため、同じラインを何度も繰り返すことがポイントでした。

最初のうちは、線がゆがんだり少しずれてしまったりすることもありましたが、慣れてくるとスムーズに形が作れるようになります。

ペンを動かすスピードや角度、フィラメントが冷えるタイミングを少しずつ覚えていくことで、作品の完成度も高まっていきました。

途中でフィラメントが詰まってしまうことが数回あり、その都度大人が対応しました。

安全に使える設計とはいえ、最初のうちは親子で一緒に取り組むのが安心です。

特にトラブル時の対応や、作業中の見守りは必要だと感じました。

安全性に関しても、3Doodler Start+は非常に優れています。

接触部分に高温になる部品がなく、ペン先も手で触れても火傷しないような低温設計となっているため、6歳以上の子どもから安心して使用できます。

また、使用されているPCLフィラメントは、有機素材である「サトウキビ」と「コーンスターチ」から作られており、100%環境にやさしい成分で構成されています。

毒性がなく、加熱しても煙が出ないため、室内でも安心して使えるのが嬉しいポイントです。

このように、3Doodler Start+は子どもでも安全に使える3Dペンとして非常に優れており、遊びながら集中力や創造力を伸ばすことができるツールです。

初めての立体作品づくりにもぴったりで、親子で楽しく使える知育玩具として高く評価できます。

参考 3Doodler Start+ 3Dペン(3Doodler Japan)

気になる3Dペンの作品例

ここでは、うちの7歳の子どもが3Dペンで実際に作った作品をご紹介します。

最初の作品は、メガネ。

線を少しずつ重ねながら、フレームやつるの形を立体的に仕上げていきました。

はじめてにしてはしっかりした形になっていて、親としても驚きと感動がありました。

その後もシンプルな形からステップアップしながら、少しずつコツをつかんでいき、さらにいろいろな立体作品に挑戦しています。

下に敷くものは必要?

3Dペンを使うときは、作業面の保護のために下に敷くものを準備しておくのが基本です。

フィラメントは熱で溶けた状態でペン先から出てくるため、直接机の上で使用すると、表面に汚れがついたり、素材によってはくっついてしまう可能性があります。

フィラメントが冷えて固まると取り除きにくくなるため、あらかじめ対策をしておくことが大切です。

市販されている3Dペンの中には、専用の作業シートやテンプレートが付属しているものもあります。

こうしたアイテムは、フィラメントが固まっても表面にくっつきにくく、作品を簡単にはがすことができます。

また、透明なシートを使えば、その下に下絵を敷いてなぞることもできるため、初心者でも作業しやすくなります。

3Doodler Start+の場合、専用の「DoodlePad」が別売りで販売されています。

これはフィラメントがくっつきにくい素材でできた再利用可能なシートで、正確なラインを描くのにも便利です。

ただ、実際には作業シートがなくても問題なく使えています。

うちもこのDoodlePadは購入していません。

ただ、作業のしやすさや机の保護を考えると、やはり何かしらの下敷きは準備しておくのが安心です。

特に子どもが使う場合には、作業環境を整えておくことで、より集中して楽しく作品づくりに取り組むことができます。

参考 3Doodler Start+ ドゥードゥルパッド(3Doodler Japan)

100均との性能差は?

100円ショップで手に入るのは「グルーガン」です。

グルーガンとは、スティック状の接着剤(グルースティック)を熱で溶かし、接着目的で使う道具です。

手芸や工作の場面でよく使われており、使い方もシンプルで手軽に購入できるのが特徴です。

見た目が3Dペンに似ていることから、「グルーガンでも3Dアートができるのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、実際には両者には大きな違いがあります。

グルーガンは接着剤を溶かすためのツールであり、立体的な作品づくりには向いていません。

溶けたグルースティックは粘り気が強く、少しずつ出して冷やしながら積み上げる必要があります。

そのため、立体的な構造を作るには非常に手間がかかり、完成までに多くの時間と根気を要します。

一方、3Dペンは専用の樹脂フィラメント(PCLやABSなど)を溶かして押し出し、空中や平面上に自由に形を描くための道具です。

押し出された素材は短時間で固まり、しっかりと自立するため、空中に線を引くような立体表現が簡単にできます。

また、他のパーツと溶着させることもできるため、複雑な構造の作品づくりにも適しています。

さらに、グルーガンと3Dペンは素材の太さや加熱温度が異なるため、互換性がありません。

3Dペン用のフィラメントをグルーガンに入れても、うまく溶けず使用することはできません。

このように、グルーガンと3Dペンは見た目は似ていても、目的も機能もまったく異なる道具です。

しっかりした立体作品を作りたい、空中に自由な線を描きたいという場合は、専用の3Dペンを選ぶのが正解です。

価格に差はありますが、得られる表現の幅も大きく違ってきます。

トイザらスで買える?

3Dペンはトイザらスでも取り扱いがあります。

特に子ども向けに設計された「3Dドリームアーツペン」シリーズが販売されており、おもちゃ売り場で実際に商品を見ながら選べるのが特徴です。

子ども自身が興味を持って選ぶことができるため、親子で一緒に店舗を訪れて検討する楽しさもあります。

3Dドリームアーツペンは、子どもが扱いやすいように作られており、安全性にも配慮されています。

セット商品として販売されていることも多く、必要なアイテムが最初から揃っている点も魅力です。

プレゼント需要も高く、誕生日やクリスマスのギフトとしても人気があります。

ただし、すべての店舗で常時取り扱われているとは限りません。

地域や時期によって在庫状況が異なるため、事前に公式サイトや店舗に確認することをおすすめします。

また、トイザらスのオンラインストアでも購入可能なので、近くに店舗がない場合や在庫がない場合は、そちらを利用するのも一つの方法です。

参考 3Dドリームアーツペン(株式会社メガハウス)

失敗しない3Dペン おすすめ選びのポイントまとめ

3Dペンは、使い方や選び方を知ることで誰でも手軽に楽しめるアイテムです。

安全性の高い製品を選べば、子どもでも安心して使え、創造力を育む遊び道具としても活用できます。

ぜひこの記事を参考に、自分や家族にぴったりの3Dペンを見つけてみてください。

  • 3Dペンは専用フィラメントを熱で溶かして描く道具である
  • 空中や紙の上に立体的な造形が可能
  • 初心者でも直感的に使えるため導入しやすい
  • 子ども向けには低温で安全なPCLフィラメントが最適
  • PLAは硬くて精密な造形に向いており上級者向け
  • 3Dプリンターとは異なり自由に手描きのような造形が楽しめる
  • 女の子向けのおもちゃとしても人気が高まっている
  • 創造力や集中力を育む知育玩具としても活用できる
  • 使用中は専用のシートや代用品を敷くと作業が快適
  • 実際の作品例を見ることでアイデアが広がる
  • 安全性の高いフィラメントは煙や有害ガスを出さない
  • 安価な非正規品のフィラメントは使用を避けるべき
  • グルーガンは似ているが3Dペンの代用にはならない
  • 100円ショップの道具とは性能に大きな差がある
  • 子どもと一緒に作ることで遊びと学びを同時に体験できる
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